【確定申告】個人事業主(フリーランス)は売上よりキャッシュフローを把握するマネーマネジメント力を身につけよう。

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どうも!プロ引きこもりのヒキコモリズム井上(@luckyman0302)だ。

年末が近づいてきた。フリーランスにとってはいろいろ考える時期だ。なんせ決算が近いからだ。12月で締めて、3月に確定申告をする必要がある。そこでぼくらフリーランスが気になるのが「今年はどんだけ利益でて、どんだけ税金もってかれんの?」だ。

税理士を雇ってる人は、試算表がもらえるからある程度把握できるけど、おそらくここの数字をしっかり把握してるフリーランスはあまりいないだろう。でも、税金に無関心なフリーランスはただのアマチュアだ。この記事では、フリーランスにとって大事なことを書く。

フリーランスは稼ぐことが仕事だと思ってない?

ぼくらは稼ぐことには必死になる。稼げばいいと思ってしまう。たくさんお金が入れば資金は潤沢になるし、なんとなくドヤれるからだ。

もちろん最初はそれでもいい。稼ぐ実感や実績をえることはやる気につながるからね。でもでも、ある程度稼ぎ始めると今度は別の問題が出てくる。ここにきて初めて頭を冷静にして考える必要がでてくるのだ。お金は稼ぐより守ることの方がむずかしいのだ。

いったいあなたのキャッシュフローはどうなの?

売上=収入ではないことが多い。もちろんやってるビジネスにもよるんだけどね。ただ、ここで大事なのは売上<着金<キャッシュフローだ。売上というのはあなたの収入そのものではないってことなのだ。ここでは主なキャッシュフローのパターンを出してみようと思う。

①売上ー経費ー税金=利益

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一番多いパターンはこれなはずだ。例えばブログなどでもこれ。Airbnbでもこれだろう。

単純に売上から経費を引く。そこででたのが課税所得だ。そして税額を差っ引いた額があなたの手残り=純利益になる。そしてここでよくやりがちなのが「使いすぎ」だ。

フリーランスの経費には、計上できるものとできないものがある。それを理解せずに見境なく使ったら、アウトだ。例えば売上が年間300万円だとして、月に使うお金が20万円だとしよう。年間240万円だ。ただ、この240万円の内訳が重要だ。

  • 交通費
  • 交際費(恋人との…ではない。笑)
  • 消耗品費

などは経費計上がフルにできる。ただ、家賃や家にかける設備品(デスクや家電)というのは、在宅でやってる場合、だいたい50%までしか計上できない。スーパーで買う食材などは基本的には経費にはなり得ない。ということは、経費にならない部分の使用額が多いとよろしくないのだ。月に20万円のうち、

  • 家賃が7万円
  • 食費で3万円
  • 娯楽で3万円
  • 交通費で2万円
  • 通信費で2万円
  • 服などの買い物で3万円

この中で経費にできるのは、家賃の半分、交通費、通信費だ。もちろん、娯楽も取材や仕事上の交際費として理由があれば計上はできるけど、とりあえず例として3つにしておく。そうすると、7.5万円が経費だ。これが年間にすると90万円だ。経費にできない支出は150万円となる。税率は15%とする。

実際に税額を計算してみよう

所得税や住民税、国民保険料などいれるとだいたい15~20%前後。累進課税なので、増えれば増えるほど増える。

これで税額をざくっと計算するとこうなる。300万円ー90万円×20%=31.5万円。で、年間240万円使ってるから残りは60万円。ここから税金を払うわけだから、純粋な手残りは29万円弱だ。年間300万円稼いでもこれしか残らないのだ。経費にならないことに使いまくってると、赤字になる

だからフリーランスの人は税理士を雇えないからfreeeなどのツールを使ってお金の流れを管理する癖をつけた方がいい。

②売掛金の発生する場合

さて、とくに単価の高い商品を扱い、分割払いが多いフリーランスは要注意だ。たとえばシステムを組む仕事してて、契約上満額だけど支払いが分割の場合だ。

この場合は財務上、売上と着金額の間で乖離がでる。たとえば100万円のサービスを売ってる=売上100万円なのに、実際着金してるのは10万円…のような感じだ。この場合、存在しない90万円があるわけだ。でも税務上は、売上ベースで税を計算するのだ。

黒字倒産状態は、一番危険。だけど気づきにくい。

繰り返すけど、売掛金がある場合は10万円しか着金してなくても100万円の商品を売ってる場合、税務署さんからは「100万円売ったんでしょ?」と見られるってこと。これを10個売って1000万円売上ても着金が300万円だったら…と考えてみよう。基本的に経費は着金額からしか出せないわけだから、このケースだと300万円マックス使っても税務上は700万円利益がでた…となる。ここに課税されるわけだから、もうアウトだ。

口座にお金がないのに、税金を払わないといけないのだ。物理上払えない。ないものはない。だからいわゆる倒産状態だ。お金を引っ張るか、全額着金させるか?になる。自転車操業だ。税金は民間の借金とは違うから基本的に逃げられない。

だから、基本的にぼくはフリーランスにはダブルていがくのサービスをおすすめしている。

フリーランスにとって重要なのは稼ぐ力<お金を管理する力

どうだろう?ここまで読んで、キャッシュフローの管理の大切さを感じられたと思う。お金というのは、商売する限りは「収支のバランス」で見ないといけないのだ。フリーランスなどの事業主の場合は、サラリーマンと同じ目線でみてはいけない。稼いだ額を使い切ってはダメなのだ。

サラリーマンはそもそも税金引かれてから給料としてもらうからね。だからある意味使い切っても大丈夫。貯金できないだけ。でもフリーランスは税金は後から別途かかるのだ。

自分はいったいいくら稼いで、いくら経費で使ってて(使えて)、いくら国に納めて、いくら残るのか?

そこまで計算してはじめてお財布を管理する力がついたといえる。税理士を顧問につけてもある程度は自分で計算できた方がいい。決して口座にあるお金だけで判断しないってことだ。むろん、何かあったときのために余剰金を用意しておく必要もある。会社の口座に1万円しかはいってない会社って不安でしょ?そんなイメージ。

とはいえ、節約すればいいってわけでもない

使いすぎもダメなんだけど、使わなすぎもダメ。

とくに無形ビジネスをしてる場合、基本的には原価がないから利益率が100%になる。ということは、売上=利益になりやすい。ってことは、ある程度使わないと税金で持ってかれる額も大きくなるから、どことなくもったいない。笑

なので、明らかに儲かってる場合は再投資はしっかりした方がいいし、決めた予算の範囲で経費をちゃんと消化したほうがいい。でないと、相当の再投資ができる額をそのまま税金で持ってかれることなる。ちゃんとした使い方で節税する分にはいいのだ。

法人だって、決算近くなって移転することは多々ある。政府だって、使いきれなかった分は道路舗装などにぶっこむ。個人的には使うなよって思うけど。

引っ越したり、新しいツールを買ったりは有効

実はぼくが年に1回引っ越すのは、経費を使いたいからっていう理由もある。引っ越し代も経費にはなるのだ。環境も変えられるから一石二鳥!在宅でやるからぼくは半分は経費にできるしね。家賃もなにもかも。

他にも、PCを買い替えたり、アプリを買ったり…など事業に投資するのは大いにありだ。広告費に使うとかね。もちろん損益分岐点を下回るのはよくないんだけど。

ただ、使わないすぎはもったいないからある程度強気に使うってのはありだよ。とくに質素な生活してる人は、明らかに利益出すぎる風潮があるからね。ぼくは支出が本気で少ないから意図的にちゃんと使うようにしてる。

さあ、あなたも稼ぐだけでなくお金を全体的に管理するマネーマネジメント力を身につけよう

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