「好きなことを仕事にする」最短の方法はサイコパスになること

好きなことを仕事にしてるプロ引きこもり@luckyman0302)だ。どうも。

「好きなことを仕事に」というフレーズは最近はもう多用されてる言葉になったし、これを目指す人が増えたなーと感じてる。そんでこの流れも一般化していくんだろうなと。でも、実際に好きなことを仕事にできる人は多くない。

この記事では、この好きなことを仕事にする最短の方法を紹介するよ。

好きなことを仕事にするには、サイコパスになれ!

結論はこれだ。ここでまずサイコパスの定義をみてみよう。

サイコパスとは精神病質、あるいは反社会性人格障害などと呼ばれる極めて特殊な人格を持つ人々のことを指す言葉です。サイコパスの特徴を一言で表すなら、良心や善意を持っていないということです。

引用:http://www.psy-nd.info/property/whatis.html

要するに、普通の人ではないってことなんだけど、言い換えれば好きなことを仕事にするならば普通じゃなくなれってことになるね。この「普通」は、魅力的なライフスタイルになれ…とかそういう意味でななく、狂人になるということ。

僕はこのサイコパス状態、つまり狂人になれば好きなことはいくらでも仕事にできるんじゃないか?と考えた。

「好きなことを仕事にするならサイコパスになれ」のヒントは小説「コンビニ人間」にある

このコンビニ人間という小説は、一見サイコパスと普通な人の人間模様を書いたヒューマンストーリーに思えるんだけど、視点を変えると好きなことを仕事にする…とヒントがある。特に終盤のほぼエンディングなんかはまさにそれ。

詳しいストーリーやネタバレはこの記事を。

コンビニ人間の主人公「古倉恵子」は好きなことを仕事にしていた。

この小説の主人公の古倉恵子はいわゆるサイコパスで、30代にして18年間のコンビニバイト以外したことなく、結婚も恋愛もしていない。さらに言えば普通とは一線超えた思考を持ってる人だ。

小鳥が死んでるのをみて、周りは泣いてるのに食おうとした

これだけでいかにサイコパスかわかるでしょ。ただ、この人、実はこの物語の中でまさに「好きなことを仕事にする」を実現するヒントをぶちまけてくれてるんだよね。

まずは最後の方で主人公の古倉さんがかましたセリフを紹介する。
  • そのとき、私にコンビニの「声」が流れ込んできた。  コンビニの中の音の全てが、意味を持って震えていた。その振動が、私の細胞へ直接語りかけ、音楽のように響いているのだった。
  • 私にはコンビニの「声」が聞こえていた。コンビニが何を求めているか、どうなりたがっているか、手に取るようにわかるのだった
  • 私にはコンビニの「声」が聞こえて止まらなかった。コンビニがなりたがっている形、お店に必要なこと、それらが私の中に流れ込んでくるのだった。私ではなく、コンビニが喋っているのだった。私はコンビニからの天啓を伝達しているだけなのだった

これは古倉さんがいろんなことがあって、18年のコンビニバイトに幕をおろした後に、コンビニに立ち寄ったら「どうすればこのコンビニはもっと売れるのか?なにを改善したらいいのか?」みたいなものが手に取るようにわかって、無意識で体が動いてしまった…というシーンで書かれてる。

これってスポーツで言えばまさにゾーンってやつ。好きなことを仕事にできる人に共通する「没頭状態」だよね…と思った。

このレベルになれば好きなことを仕事にするなんてカンタンそうに感じない?だって「声」が聞こえるんだよ。こういう人がコンビニ経営したら、売れそうだよね。コンビニの仕事でこのレベルに達した人なんていないんじゃないかな。

じゃあなぜ古倉さんはこのレベルになれたのか?を考えてみる。

18年間コンビニ店員(バイト)を続けるという一貫性

普通に考えて、バイトなんてものは一過性のもので、しかもコンビニバイトって初めてバイトする人の通り道的な感じじゃん。でもこの人はこれを18年間週5日フルタイムやり続けてるのだ。つまり…

  1. 4,320日間(5日×4週間×12ヶ月×18年)
  2. 34,560時間(8時間×5日×以下同情)

計算があってるかわかんないけど、こんだけの時間を「コンビニ」に費やしてる。更に、小説読むとわかるんだけど、寝る時間や食べるものですらコンビニバイトにフォーカスしてる。つまり1日のほぼ全てのコンビニに費やしてるイメージ。

なので上記計算よりももっともっとコンビニに時間も意識も使ってるってこと。この一貫性ってすごく大事。

人はすぐにブレる

ひとつのことを徹底して突き詰めていくって、いうはカンタンだけど、やるのは難しい。みんなすぐに他のに浮気するし、ましてや自分の時間のほとんどをそれに使うなんてことはしない。

僕は見ての通り、ブログをやっててブログ仲間も多いんだけど、一貫性のない人はものすごい多い。すぐブレる。すぐやめる。これは会社員だろうと何だろうとだいたい同じ。

更に言えば、今やってることのために自分の生活スタイルをチューニングするまでは誰もやらない。だから古倉さんレベルに徹底すればそりゃ誰でも好きなことを仕事にするなんてできるだろうね。ただでさえ、ひとつのことでプロレベルになるには1万時間必要と言われてるしね。

徹底的にその仕事のルールやマニュアルを守る

コンビニに居続けるには『店員』になるしかないですよね。それは簡単なことです、制服を着てマニュアル通りに振る舞うこと。世界が縄文だというなら、縄文の中でもそうです。

これ、なんてことないけど本質的だなーと。例えばYouTuberになりたいなら、YouTuberになればいいんだよね。YouTuberがやってることを当たり前にやること。やってはいけないことはやらないこと。

自分の入りたい世界に忠実に従うことで、自然とそうなるってこと。

このルールだとかが染み込んでない状態で、自分のオリジナルで…とかやる人が多い。だいたいそういう人って中途半端にうまくいくけど途中で終わる人が多いんだよね。

徹底的、いや、狂人的なまでの自己洗脳

ここが、一番僕が感嘆して、かつタイトル通り、好きなことをするにはサイコパスになるのが一番早いと思った部分。以下の描写を読んでみて。

「気が付いたんです。私は人間である以上にコンビニ店員なんです。人間としていびつでも、たとえ食べて行けなくてのたれ死んでも、そのことから逃れられないんです。私の細胞全部が、コンビニのために存在しているんです」

「狂ってる。そんな生き物を、世界は許しませんよ。ムラの掟に反している! 皆から迫害されて孤独な人生を送るだけだ。そんなことより、僕の為に働いたほうがずっといい。皆、そのほうがほっとするし、納得する。全ての人が喜ぶ生き方なんですよ。」

「いえ、誰に許されなくても、私はコンビニ店員なんです。人間の私には、ひょっとしたら白羽さんがいたほうが都合がよくて、家族や友人も安心して、納得するかもしれない。でもコンビニ店員という動物である私にとっては、あなたはまったく必要ないんです」

「気持ちが悪い。お前なんか、人間じゃない」  吐き捨てるように白羽さんが言った。だからさっきからそう言ってるのに。

この手も足も、コンビニのために存在していると思うと、ガラスの中の自分が、初めて、意味のある生き物に思えた。

これはまさに物語のエンディングで、古倉さんとそのヒモとして生きてる白羽さんの会話。白羽さんは自分がヒモでありたい願望と、古倉さんが普通の人間になりたいと思う願望の利害の一致から、自分を養うために正社員として働かせようとしていた。その面接に向かう道中でのやりとりが上。

この時、古倉さんはコンビニこそライフワークだと気づいたんだけど、すんごい狂人的でしょ?笑

でも、これって一種のプロ意識に近いんじゃないか?と思うわけ。同時に、これをモテないから普通の人のままで終わる人って多いんじゃないかと。

「私は人間である以上にコンビニ店員なんです。私の細胞全部が、コンビニのために存在しているんです」

これすごいよね。細胞全部がコンビニのために存在してるなんて。そりゃ、好きなことも仕事にできますよって。この自己洗脳具合はある意味世界の一流プレイヤーに共通してる。人間ではなくコンビニ店員…という言い切り具合すごいよね。

例えばイチローは小学生のときに以下のような作文を出してる。この描写もまさに同じようなことなんじゃないか?と。

『ぼくの夢』

愛知県西春日井郡 とよなり小学校
6年2組   鈴木一朗

ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるためには練習が必要です。
ぼくは、3歳のときから練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが
3年生の時から今では、365日中360日は激しい練習をやってます。
だから1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います

引用;https://mendy.jp/articles/view/496766

ここまで自己洗脳できれば、そりゃ何万時間もそれに使えるよね。

誰に許されなくても、私はコンビニ店員なんです。

好きなことを仕事にしたいと言いながら、親ストップなどで諦めたりするひともめちゃ多い。「俺は本気だ!」とか言いながら、親とか彼女の反対であきらめてしまう夢追い人()みたいなね。起業する!とか言いながらそれもやらずに夢だけみてる大学生()みたいな。

この誰に許されなくても自分を貫くことができる人は、好きなことを仕事にできるんだろうね。

人に許可求めたりしてる時点で四流決定ってことだ。

コンビニ店員という動物である私にとっては、あなたはまったく必要ない

この容赦なき切り捨てもとても大事だなと。

義理とか情を一切捨てて、必要ないものや人間関係は全て切る勇気。これを持ってる人は少ない。ある種この冷血さって大事なんだろうね。イチローの作文でも「1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間」と書いてあることから、友人関係<野球だったってことが読み取れる。

それで嫌ってくる奴なんてそもそもいらない。

と、ある種ドライな部分があったんだろうなと予測できる。これは一番むずかしいけど、一番大事だなと個人的には思ってて、僕自身、今でこそドライだけどそうなるまではやっぱり情に流されて余計な時間を過ごしたりしてた。

もちろん、人からは、

  • 冷たい奴
  • KY
  • 人としてない

と言われるんだけど、だからこそ好きなことを仕事にできるんだろうなと。実際、そう言ってたやつはだいたいライフワークどころかライスワークし続けてるからね。この点からもサイコパス(狂人)になる方がいいってことがわかる。

好きなことを仕事にしたいなら、サイコパスになろう

そもそも、今は好きなことを仕事にすることがそもそも「普通じゃない」と言われる時代だ。それなのに普通な人たちに迎合してる時点でダメだよね。普通な人は普通だから普通なんだもの。

もし本気で好きなことを仕事にしたいなら、さっさと普通な人からサイコパス扱いされるレベルで狂人的な取り組みをした方がいい。徹底的な自己洗脳、自己管理、そして不要な関係や情報を全てカットする。情をなくす。

そして「好きなことのことしか考えない」自分になればコンビニ人間でいう「コンビニの声」が聞こえるようになるんだろうね。ある特定の分野でトップの人を分析するとどこかサイコパス要素があるから調べてみてもおもしろいよ。

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