ブロガーから会社役員になって感じた違和感をまとめておく

ぼくは2016年8月よりベンチャーの役員もやっているんだけど、正直に言おう。めちゃくちゃ違和感を感じてる。やばい。なにこれおかしい。

なにかが違う。

そう感じたので、その違和感をちょっくら文字化しておく。あ、先にいうけどぼくは引きこもりだからな。

会社役員になった経緯

まあ、まずは会社役員になった経緯をお話ししておく。ぼくの中で一貫してる考えがありまして、それは「4倍価値交換」と呼ばれるものだ。これは「いただく報酬の4倍の価値を提供するノリでファイトする」ってことだ。ビジネスは等価交換っていわれてるけど、それは違う。等価交換ではなんの感動も生まれない。だってコスパよくないじゃん。

だからぼくは1万円いただいたら4万円分くらい頑張る。そしたらクライアント的にうれしいでしょ?

で、この考えでずっと仕事してたら功績を認めてもらえてそういうオファーがきた(んだと思ってる)。そんな感じでぼくはどんな働き方してもわりと早く上にいける。サラリーマン時代は当時最年少かつ最短で管理職になってたしね。ここらへんの考え方は動画で話してるから、興味あればみてみてほしい。

>>ヒキコモリズム会社役員になる前の所感

会社役員に実際になってみたんだけど違和感がすごい

ここからが違和感の話。なんだろう、会社役員になるってのは結婚にすごく似てるな…と思った。それと同じレベルの違和感を感じてる。それは以下のような感じで、だ。

会社役員になる!となるとけっこうあっけない

なんかすごい感動的サムシングを経て就任…と思いきや、そうでもない。というのも、委任状に判をつくだけだからだ。そして登記しなおすだけ。これ、婚姻届ににてない?笑

結婚も、結婚式だとか顔合わせとかでいろいろ装飾はされるけど、実際は「ただ役所行って書類に判をつくだけ」のものだ。中身だけみたらね。「あ、はい」といった感じだ。そこまで感動的ではない。セレモニーとかあってもそれは一過性のもので、それだけだ。そういうのになんの感情も入らないオヤジのぼくは「あ、はい」とやはりなった。

いや、うれしいよ?うれしいんだけど「うおおおおあああ!っっしゃあああああああ!!!!!!!」とはならない。まあというか自分で会社作れば役員になるしね。自然と。

肩書きを持つと、周りの反応がいちいち変わって嫌だ

これは日本人特有なのかわからんけど「肩書き」が変わったりするだけでいちいち周りの反応が変わってなんか不快。これってなんなんだろう。上下社会に生きてきたから?肩書きでなんで態度が変わるんかが理解できない…。

  • 急によいしょが激しくなる
  • いちいち「〜取締役」と呼ばれる(〜さん呼びだったのに!)
  • なぜか萎縮される

人によっては「あれ?昨日もっとラフだったよね?」って思っちゃうくらい態度が変わる人もいる。うーん、やりづらい…。なんかまるでぼくという存在ではなく肩書きに対して話しかけられてるんか?と感じてしまう。肩書き変わっても人格は変わらないんだけど…。

個人的に、上下関係なしでハラ割って関わりたいタイプだから非常に困ってる。なんか「それって本当にそう思ってるの?」とこっちが不安になるんだよね。

本当の自分と、周りが勝手に認識する自分が乖離していく

ぼくは話した事ある人ならわかるはずだけど、超絶ゆるい人だ。やる気もない、覇気もない、金もない、人望もない。そう、ないないづくしの単なる引きこもりのはずだ。家で本や漫画読んでダラダラしていたい人だ。真面目な話なんかこれっぽっちもしたくない。

だけど、なぜか肩書き見るだけで周りは謎にこう思う。「なんかすごい人なのかもしれない」と。そして妄想していくのだ。

  • なんか怖そう
  • ラフに話しかけていいのかな?
  • きっとなにか役に立ついい話をしてくれる!
  • この人に聞けば間違いない!

みたいな。ひどいと依存されたりする。待って待って、ぼくはそんなできた人間ではないよ。中学生が大人になっちゃった感じなんだけど。勝手にオリジナルの井上を作らないで!お願い!

「え?奢ってくれないの?」問題

奢らねーよ

と一蹴したくなるこれ。なんでなのか。役員=おごる人ってイメージなのかしら。そんな決まりないよ?ぼくは奢られる方が好きだよ?

これほんと悩むんだよね〜。いや別に奢るのは好きだけど「人は選ぶぞ?」という話なのだよ。誰にでも奢るとかスーパーマンかよ?と。それって会社勤めの人が会社の経費使って飲み会とか参加してるからそうなるんだろうけど、プライベートな会食は経費になんないんだよね。いや交際費として計上すればいいかもだけどさ、残念ながら他に使いたいことがあるのね。

おごりたい人には一方的に奢るから期待しないでよね。

会社役員=金持ちと思い込まれる問題

いやいやいやいや。あなたそれイメージで考えすぎだよ。会社役員は年間の役員報酬以上も以下もはいりません。株を所有してたら別だけどさ。それなりにデカイ企業の役員でもけっこう役員報酬1,000万円とか普通やで。億となったらそれはそれは世界に誇る企業じゃないとありえない。

普通の中小やベンチャーの役員報酬なんて普通なんだよ?だって成長中の会社なんだから当たり前だけど内部留保金おいとかないとでしょ。役員=会社の売上レベルの報酬があるってのは妄想。法人にある金と個人に入る金は別物なのね。法人は法律上「人」で、人の金は勝手に使えないのと同じ。役員は会社から役員報酬という形でお金をもらうから、そんな鬼のような金は入らないのだ。

だから、そんなお金持ちじゃないよって話。ぼくは一般的な金額しか持ってない。

会社役員だからって変に捉えないでほしい

会社役員はあくまで立場でしかないし、肩書きでしかないのね。テレビや雑誌、映画でよく経営陣の華やかな世界が描かれてるけど、それは演出でしかないのだよ。もちろん、そういう会社もあるだろうし、世界のトップ企業の役員ならそれもあるだろうけど。

でも「会社役員」ってのは名札程度のもので。外せば普通の人だし、街中では誰もそんなこと知らんわけ。

だから、周りのイメージと現実が乖離してることで違和感がすんごいんだよね。ぼくと関わってる人は肩書きを意識せずに、ぼくそのものを見てほしいなって本気で思う。

>>会社役員になって感じた違和感(音声拡大版)

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