日本からアジア最貧国のバングラデシュに移住して変わった5つの◯◯観

ヒキコモリズムの在宅で稼ぎちらかすサロンのメンバーで、バングラディシュ在住のジェイさんより、素晴らしい記事をいただいたので紹介する。彼はとてもユニークで、日本にいる奥さんと別居し、ひとりでバングラディシュに住んでいる。

彼の発信する情報はとてもユニークで、日本では得られにくい気づきを与えてくれるので、ぜひとも彼のブログをよんでみてほしい。では、どうぞ。

 

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アッサラームアライクム!(こんにちは)

7月1日のテロ事件で大きく日本のメディアにも取り上げられた国、バングラデシュに住んでいるジェイです。個人ブログ「ジェイ・ステーション」で事件の記事も書いていますので、読んでいただけたら嬉しいです。

さて今日は縁があってヒキコモリズムさんに寄稿させてもらうことになりました。

バングラデシュに移住して変化した感覚(〇〇観)を通して人生観が変わった話を書きます。

  • 海外に興味がある人
  • 途上国生活に関心がある人
  • 未知の世界に知的好奇心をくすぐられる人
  • 異なる価値観に触れてみたい人
  • 人生を変えるきっかけが欲しい人
  • 今をなんとなく生きているけど、そんな自分が嫌だと思っている人

に向けて思いを込めて書いているので、ブックマーク・twitterfacebookお問い合わせからぜひ感想を聞かせてください。

バングラデシュに移住したきっかけ

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もともとは青年海外協力隊としてバングラデシュに初めて訪れました。絶対行きたいと希望したわけではなく、合格したらバングラデシュだったので、最初から特に思い入れがあったわけではありません。

2年間バングラデシュの田舎に住み、現地の人たちと関わっていく中で芽生えた深い愛情(日本を飛び出し、混沌の国バングラデシュに恋をした男の話 )が、再びこの国に住みたいと思うきっかけになりました。

バングラデシュに移住して変わった5つの〇〇観

バングラディシュに移住して、日本とは違う文化の中で生活するにあたってたくさんの◯◯観が変化しました。本題にあるとおり、それらをあげていきます。

①結婚観

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バングラデシュで2年間住んだ後、ぼくは結婚しました。

そんなに大事かと思うかもしれませんが、一生結婚することはないと両親にも言っていたくらい結婚願望がなかった(結婚願望ZEROだった僕が結婚した理由)ので、結婚してみたいと思うきっかけになったのは間違いなくバングラデシュで生活したからなんです。

バングラデシュの人々の異常なまでの深い繋がりがある家族観に触れたことによって、家族を持つことでこれまで経験してこなかった感覚を味わえるかもしれないと思うようになりました。

結婚しない人生なんて意味がない」と主張するバングラデシュの人々に触れることによって、その主張が良い悪いという議論はおいておいても、ぼくは自分の人生の中に結婚をチョイスしようと決断したのです。

②平和観

外出できることが当たり前じゃない

どういうこと?と思うかもしれませんが、バングラデシュでは治安の悪化で家から出てはいけないという指示がでたことが何度もありました。

青年海外協力隊だった時は3か月外出禁止が続いた期間が2回もあり、その他にも急に不用意に出歩かないようにと注意喚起されることがありました。

そして現在ではテロ事件をうけて、自由に安心して外を歩ける状況ではないことは明らかです。

日本でそんなことありますか?

「明日から3か月間国内で暴動が起こりますので、外出しないでください。外出するのであれば巻き込まれても知りませんよ。」

と急に言われたらどうしますか?

発狂しそうですよね?

3か月一日も外に出られないということではなかったのですが、職場に行くのでさえも制限されてましたからね。

今まで考えたこともなかった出来事に直面し、何も考えずに外出できる安全の素晴らしさと、平和について考える大きな経験になっています。

③宗教観

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バングラデシュは国民の9割がイスラム教徒です。その他にもヒンドゥー教徒、キリスト教徒、仏教徒等もいるので、100%何かしらの信仰をもっています。

日本って信仰率何%なんですかね?

きっとそういった統計はないでしょうね。

世界で日本の宗教は仏教国となっていますが、日常生活で信仰心をもって生活している人の割合は一部だと思います。

ぼくも特定の信仰心はなく、宗教に関心があったかといえばない方でした。

それがバングラデシュに住んで、日々の生活の中で宗教を基準に物事の判断がなされる現実を見て、素直に面白い!と思ったんですよね。

面白いという表現はもしかしたら失礼なのかもしれませんが、これまでなかった感覚にぼくの好奇心がそそられました。

そして同時に宗教によって争いが行われていることもわかりました。多様な宗教を受入れることを宣言しているバングラデシュ政府ですが、チッタゴン丘陵地帯との民族(宗教)争いは実際にあり、日常生活の中で少数派であるヒンドゥー教徒の意見は通らないということも良くあることです。

また今回のテロ事件も宗教の影響は大いに関係しています。

バングラデシュに住んでいなければ感じることのなかった、宗教の面白さと不条理の両方を体感したことで、宗教をもっと学び知る必要があるなという気持ちの変化に繋がりました。

④貧困観

バングラデシュは最貧国と言われています。

最貧国と聞くと、世界の約200ある国の中で最も貧しい国だとイメージしませんか?ぼくは恥ずかしながらそう思っていました。

しかし、アジアの中だけでもネパールやラオス、カンボジアも最貧国に指定されています。世界に最貧国って2016年7月現在で48カ国もあるんですよ。

参考:unctad.org | UN list of Least Developed Countries

この「最貧国」というキーワード非常にいやらしいんです。

国連が指定した一定基準に基づいて算定されるのですが、最貧国と位置づけられると様々な支援が世界中から受けられるじゃないですか。

そしていわゆる先進国が行う開発協力の格好の餌食対象国になります。いわゆる開発協力の世界の中では最大のビジネス国になるわけですよね。

対象国も貧しいと言えば支援してくれるという感覚になってしまいます。

それが世界中に48カ国もあるわけですよ。

ただの無知だっただけですが、最貧国というキーワードに騙されてましたね。

豊かさってなんだろうね、という答えのない問いかけを最貧国バングラデシュと先進国である日本を比較して記事(最貧国のバングラデシュより日本の方が貧しい理由)にしたものがあるので、ぜひ読んでみてください。

⑤曖昧観

これまでぼくは物事を白黒はっきりさせて生きてきました。

あいまい、なんとかなるか、明日は明日の風が吹くという感覚が本当に嫌いだったんですよね。イライラしている時の方が多くて、人を寄せ付けない性格でした。

それがバングラデシュに住むと、白黒つけられないことが多すぎて、良い意味でゆるく考えることができるようになりました。

海外で生活するとイライラすることが多いと良く聞きますが、ぼくは逆で、バングラデシュに住んでいると心の余裕とでもいうんでしょうか、イライラすることが本当に少なくなったんです。

これは本当に不思議な感覚です。

明日に迫った大切な会議の準備が全くできていなくても、約束したことが守られなくても全然イライラしないんです。

ただしこれはビジネスをする上では特に日本人には通用しないので、どうやって怒ればいいんだろうと専らの課題です。

変化後の心境

バングラデシュに移住して変わった5つの〇〇観

  1. 結婚観
  2. 平和観
  3. 宗教観
  4. 貧困観
  5. 曖昧観

日本にいた頃とは180度かわりました。

変わった今の心境はというと、人生観が変わったと言えます。

ここでいう人生観とは、今まで生きてきた世界とまるで違う人生を歩んでいる感覚です。

大げさかよと思うかもしれませんが、実際に結婚したり、テロの脅威を間近で感じたり、断食も経験したわけです。

日本にいたら、これらを経験することは一生なかったでしょうね。

成長したかと聞かれたらわかりませんが、新しい経験や価値観が自分の人生を肉付けしてくれているので、人生観が変わったと言えると確信しています。

自分を変えたい、なんとなく生きている自分が嫌だと思っているならば、環境を変えてみることをお勧めします。

今まで知らなかった自分に出会えるかもしれません。

今まで知らなかった自分に出会えることで、人生観が変わるかもしれません。

バングラデシュのこと、海外生活のこと、結婚のこと、人生のこと、ぼくと一緒に語りませんか?twitterfacebookお問い合わせから「ジェイと語ってみたい」と連絡いただければ、返信させていただきます。

( by バングラディシュ在住のジェイ )

 

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いかがだろうか?

とてもおもしろい価値観、人生観の変化だと思う。どれも日本では得られがたいものだ。ぼくは彼や、同じく海外在住のブロガーさんから日々刺激をいただいている。

先進国日本で生まれたぼくらは、最貧国と呼ばれる国の文化や実情はメディアを通して知ることはあっても、現地ならではの情報にはなかなかリーチできない。なぜならテレビなどのメディアはいろんなバイアスがかかってるから、正しいとは言い切れないからだ。

ぜひぜひ、彼や彼と同じように海外に住んでるブロガーさんから刺激をえてみてほしい。

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