まだ独立しないで!会社やめたいあなたが考えるべき3つのこと

プロ引きこもりのヒキコモリズム井上(@luckyman0302)だ。

ぼくは3年前に半ば勢いでサラリーマンをやめて独立した。ノースキルで、だ。そして今はやっとフリーランスとして食っていけるようになった。そうなった今だからこそ、ぼくにはこんな相談がよくくる。毎日のようにくる。

「ぼく、会社やめたいんです!今フリーランスになってやっていけるでしょうか?」

的な。これにはぼくは声を大にして反対したい。

フリーランスになれば楽になれるとかなに勘違いしてるの?

フリーランスは自由っぽい。

これは誰もが勘違いすることなんだけど、フリーランスの方がやること圧倒的に多いからね?ぜんぜん忙しいよ。会社員は任された仕事で結果だせばいいじゃない?他の雑務は他の部署がやるじゃん。でもフリーランスは「自営業者」なんだよね。ひとり会社なわけだよ。

ってことは、あなたが今いる会社である部署分の仕事を自分でやることになるわけ。自分でやりたくなければお金かけて外注しないといけないわけ。

「うーんこれは経理の部署にまわしといて!これはデザイン担当に!」とかできないわけだ。

フリーランスになったあなたが今後振り回されること一覧

ここでフリーランスになりたいあなたに現実をお見せしよう。あなたがフリーランスになったらこんなたくさんのことをひとりでこなす必要がある。もちろん楽しいこともあるんだけど、楽しいことだけではないのだ。

フリーランスは自由ゆえに不自由なのだ。

財務と税務(お金の管理)

会社員はそういう部署でない限りはお金の管理はしなくっていいはずだ。いいとこ「今月の給料いくらだろう?今年ボーナスあるかな?」程度だろう。

でもこれがフリーランスになると「今月の売上は…経費は….来年かかる税金は…」などとなるわけだ。なんせ自分の売上=生活費に直結するから。さらに売上の安定しないときだってもちろんある。成果=売上だから。このストレスは最初はほんとはげそうになるよ。

でも会社員ならどんなに売上あげなくても給料が月末にもらえることがほぼほぼ確定してるからね。フリーランスはこの管理から逃れるためには税理士や経理を雇う必要があるってこと。

人の管理

まあこれはひとりでやる分にはないにしても、ある程度誰かと組んでなにかをやったりとか、外注してるって場合は必要。管理というとおこがましいけど、人って感情がある分、非常にめんどくさい。モチベーション管理だったり、そういうのだって必要だしね。

ぼくは放置プレー主義なんだけど、しっかり見ときたい人はけっこうストレスになるとおもう。

自分の管理

フリーランスは自由だ。時間もやることも誰にも管理されない。だからこそ、不自由。

ダラダラしようと思えばいつでもいつまでもできるし、モチベーションも誰も管理してくれない。全部自分で管理しないといけない。これが一番たいへん。笑

人は自分には甘いから、よほど律しないとズルズルと廃人みたいになる。

将来の管理

フリーランスは安定しない。例えばぼくのようにブログで稼いでいても、いつブログがおじゃんになるかもわからないし、その可能性はゼロじゃない。そうなったときにブログ収益はゼロになるだろう。そのために収益源を分散するわけだけど、それも骨が折れるものだ。

収益源がひとつしかないフリーランスは給料しか収入がないサラリーマンと特段変わらないのだ。むしろ保障がない分、サラリーマンのほうがいい。

と、こんな感じでまあフリーランスはたいへんなのだ。確かに自由だけど、その代わり組織でない分やることが多い。とっても多い。けっして楽な道ではない。やりがいはあるけど、ぼくはある意味サラリーマンの方が楽だなーって感じたことも多々ある。

ただ会社をやめたいがためにフリーランスに変な憧れを持つのはナンセンス。

ただ今の仕事が嫌なだけなら、仕事を変えてみる(転職)手がある

ぼくはフリーランスだからいえるけど、こと日本においては一番いいのはサラリーマンしながら副業で給料以外の収入を得ること。複業って働き方。日本はサラリーマン、公務員優遇の国だからそのほうがいいとこどりができるし、一番賢い。

なので、こんな人はフリーランスになるのではなく、単純に転職することをおすすめしてる。

  • サラリーマンが嫌なのではなく、今の仕事に不安がある
  • フリーランスは憧れるけど、自信がない
  • 目先の安定を取りながら将来の備えをしたい

こんなあなたはまずは今の職場を変えてみるといい。いろんなメディアが転職ノウハウを公開してるけれど、ジョブシフトというサイトがぼくがみたところ一番転職に関してわかりやすくまとめられている。職業別、年齢別…など非常に親切だ。

会社をやめたいあなたが考えるべき3つのこと

ここで、会社をやめたいと思ってるあなたが考えるべきことを3つほど紹介しよう。ここにひとつでも「転職しよう」に当てはまるなら、あなたは転職を選んだほうがいい。フリーランスにはならないで。

1、会社が嫌なのか?サラリーマンという生き方が嫌なのか?

  1. 会社が嫌だ:転職しよう
  2. 今の仕事が嫌だ:転職しよう
  3. サラリーマンが嫌だ:フリーランスになろう

会社が嫌なだけなら、単純に会社を変えたほうがいい。転職エージェントをためしてみて、あなたにあった会社を探してもらおう。会社が嫌だからフリーランスになっても、フリーランスは先に書いたとおり、会社員よりもある意味たいへんだよ。「給料がないストレス」に耐えられる?

今の仕事が嫌なだけなら、それも転職をおすすめする。職種を変えることを検討してみて。あなたにあった職種はきっとある。間違ってもフリーランスにはなっちゃダメ。「なにがしたいか?」が明確でないのにいきなり保証のない世界にきたら99%食いっぱぐれるよ。

サラリーマンという生き方が完全にダメなら、そこはフリーランスになればいい。でも、茨の道だからそこは覚悟の上。でも、フリーランスとはいえども最初は派遣エンジニアなどから始める方法もありだ。そこでスキルを身につけて徐々にシフトするのはおすすめの道。ITエンジニアは需要がすごいから、報酬設定も高い。

2、安定志向か?リスク志向か?

  1. 安定志向:転職してサラリーマン続けつつ副業をする
  2. リスク志向:フリーランスになる。

安定志向の人は、いきなりフリーランスになると多大なるストレスになる。ぼくはいきなり成果報酬の世界に10代で入ってから、お金のストレスがなかったことがない。まず目先の食い扶持があるから人は精神を保てるのだ。なので、安定を好むあなたは絶対にサラリーマンはしておこう。

ある程度経験があれば管理職になるための転職も可能だ。

逆に「リスク上等!」なあなたはいきなりフリーランスになるのもいけるだろう。ただ、とはいえいきなり無収入になるのは、とくに家族などがいる方はよろしくないので、まずは労働状況が軽くなる派遣として給料もらいながら、時間を作ってやるのがおすすめ。派遣は残業などないから。

3、仕事に求めるものはなに?

  1. お金:サラリーマンやりながら副業で稼ごう
  2. やりがい:フリーランスになろう

お金のために働くなら、フリーランスはやめておこう。なぜならフリーランスはお金以外の要素が多すぎるからだ。会社の中にいれば任せられた仕事をやってればお金にはなる。他のよくわからない雑務やめんどうなものに巻き込まれることは少ない。

フリーランスは雑務も多いし、全責任が自分にくる。会社に在籍してると、ある種会社が守ってくれる。会社のいる場合「◯◯社のあなた」なので、会社が表に立つで済むけど、フリーランスの場合「あなた自身」が看板になる。

なのでよほどやりがいを感じるなどがない限り、フリーランスになると苦労する。やりがいがあるか?よほど会社員が合わないか?でもない限り本当にたいへんだよ。お金にならないことをやれる気概がないと、ね。

以上の3つを考えた結果、全部フリーランスになろうの項目に当てはまらない場合はフリーランスではなく転職して、サラリーマンしながら副業をする仮面サラリーマンになっておいたほうが利口だ。

年金制度なども破綻するかといえばなんだかんだしないとぼくは考えている。日本の社会保障の恩恵をフルマックスに受けられるのはサラリーマンや公務員だけだ。その立場を果たして簡単に捨てていいものか?冷静に考えてみよう。ぼくがそうだけど、一度その立場を捨てると社会的信用は一気になくなる。

銀行の融資もとおらない。この低い金利で借りれる時代にそれができないのは本当に残念なこと。家を借りる審査も一気に不利になる。

「転職」という選択肢は、あなたが思ってるよりもいいものだよ。

(提供:ジョブシフト)

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