病気レベルに朝起きれないダメ人間だから、フリーランスになれた。

ぼくはなんでか知らないけれど、もともといろいろできるすごい人のようにみられる。先日もお前才能あるやん?的に思われてたってことがわかる記事を目にした。でもぼくは才能ももちろんないし、一般的な人に比べて劣ってるところのほうが多いのだ。

なんせぼくは、朝がまず起きられない。これは小学生くらいから徹底して直せなかったものだ。今も当たり前のように起きられないのだ。

ぼくは18歳までお母さんに起こされていた

なにを隠そう、ぼくは18歳、高校卒業まで母親に起こされていたのだ。むろん、上京後のことは想像にたやすい。大学の一限の授業なんて90%参加していない。目覚ましが5個あっても起きれないのだ。当時の母親との朝の戦いを再現する。

前提として目覚まし3つは鳴ってる
おきろー(まだ優しい)
ヒキコ
うーん…あと5分
5分たったよおきてー(まだ優しい)
ヒキコ
>(一回起きてもぞもぞ準備したのちまた寝る)
おきろコラぁぁぁあああ!!!(打撃)
ヒキコ
>ぐぼぉ

…そのあとだらだら準備して2限から登校。もちろん、気乗りしないと学校行くふりしていつまでも学校に行かない。

これが井上家の日常だった。もちろん、これは高校で終わりなわけではない。

大学時代も、引き続き朝起きれない

上京して一人暮らしになったあとも、引き続きぼくは朝起きられない生活をしていた。そんなに遊んでる学生ではなかったし、早く寝る日もあったんだけど、それでも朝は起きられない。

しかも今回は母親もいないから、寝放題なのだ。誰も起こそうとしない。誰も起きるほどの衝撃を食らわせてこない。まさにユートピア。起きるわけがない。起きようと思っても、起きられないのだ。ちなみに大学生のときは目覚まし5個使ってる。

その甲斐あってか(?)、大学1年生の時の必修科目で一限にあったものは、ほぼ参加していない。単位も落としてる。

朝起きれないだけでなく、寝たら自分で起きれない

この起きれなさは朝だけではない。当時バイトをしていたけど、夕方からなのにもかかわらず昼寝をすればもうだめ。遅刻は常習犯。まあ、先に入ってる人にタイムカードだけは押してもらってたけど。

ひどいときは、そのまま寝て終わり…なんてこともあった。あとでものすごい怒られたけれど。

この起きられなさは異常で、どんな大事な日でも確実に時間を守れなかった。そのせいか誰もぼくに朝の予定を入れなくなったくらいだ。当時の彼女ですら諦めてた感じ。

社会に出ても、朝起きれない

大学をやめていろんな仕事をするようになっても、この癖は続く。朝起きられないというか、もう時間を守れないというか。さすがに社会人となると、朝何時にどこで…という制約が発生することが多い。

当時はフリーで実演販売などをやってたんだけれど、現場入りが遅れることも多々あるし、昼ごはんの時間に寝て、復帰が1時間遅れ…ってことも多々あった。

当時はまだ若かったから「数字出してんだから文句ないっしょ?逆に時間通りにやったらパフォーマンス上がるの?じゃあ時間守ってて数字出ないやつなんなの?俺も時間守れば数字出さなくていいの?ってか時間守れいうなら帰る時間も守れよ?」という理論でわがままに仕事をしてたわけだけれど。

そのせいあってか、馬の合わない現場からは出禁にされることもあった。数字出してるのになあ。数字だすよりマナーが大事ってなんだかなあって感じてたな…。だから仕事さぼってゲームやってても体面よければ許されるのかななんて。

サラリーマンになったら、朝起きれないことが原因で処罰

当時の彼女と子供ができたため、稼ぐために不動産営業マンになったときももちろん朝起きれない。連日遅刻。またはすれすれ。そして例の理論で「遅刻したらなんなの?」という態度。

そして会社は体育会系の会社。遅刻厳禁。それでも気にしないぼく。

あまりにも扱いにくくて当時の上司が困り果てるレベルだったそうだ。自分では気にしてなかったけれど。まさにゆとりモンスターってやつだったんだと思う。

朝起きれないから、出勤時間30分早めるという地獄ルールが適用された

そこで事件が起きた。当時のぼくが唯一、そう、唯一逆らえないレベルのエネルギー値を持っていた上司が直属の上司になったときに事件が起こった。朝起きれないぼくの出勤時間を30分早めるという地獄のルールだ。

冷静に考えて、遅刻魔をより遅刻魔にするようなルールだ。

でも、当時のぼくはその上司だけは恐れていた。同時に尊敬してたから、超頑張って起きた。というか怒られるのがめんどくさいからが一番強かったけど。この「怒られたくない」が原動力ってのが、ダメ人間たる証拠

その結果、奇跡的に真人間的な感じになった。以降、遅刻はしなくなった。

根本にある「朝起きれない」は根深い

今でこそ、起きようと思った時間に起きれるようになったけどやっぱり脱サラ前後は朝起きれない癖は治ってなかった。もはや病気レベル。離婚で精神的に参ってるときはやはり遅刻しまくり。人は弱ったときや追い詰められたときに本性がでる。

それがぼくの本質だからしゃーないといえばしゃーないわけで。でも今ではこの病気レベルのダメさでよかったのでは?と考えてる。

朝起きれないから、起きなくていいようにしよう

という発想に変わった。もう、誰かが決めたルールに合わせる必要なくね?めんどくさいなあ。という発想に至ったのだ。俺がルールだ!という働き方ができれば「自分にとっての朝」を迎えられるわけで。

そのモチベーションでやった結果、今があるのだ。

今なんかどうしても、どうしても朝起きれないって人は、朝寝てるためだけに自分で食っていく術を身につけるっていうのもおもしろいよ。人は嫌なことを避けるために頑張る方がエネルギーが強いからおすすめ。朝起きれない人は、朝起きる生活に合わせるんじゃなくって、そもそも起きなくていい生活を手に入れる努力する方が楽。

ずーっとルールを守れなかったぼくは、社会不適合者と呼ばれる生き方の方が、いい生活ができている。

>>もう会社やめたい…て人は、この記事を読んでみよう

朝起きなくていい生活になってから、逆に起きれるようになったので、今はまったく遅刻しなくなったという不思議現象が。あのときのぼくは「起きなければいけない。怒られる。」という現実から逃げたくて、起きれずにいたのかもしれない。