PPAP理論。なぜペンパイナッポーアッポーペンのピコ太郎が空前のヒットをしたのかの3つの理論をマーケッター的に分析してみた

どうも!プロ引きこもりのヒキコモリズム井上(@luckyman0302)だ。

さて、ビルボードに乗ったりなどして世界を席巻した某ピコ太郎氏だけど、すごいよね。たった1分の動画でここまでの騒ぎになって時の人になるなんて、ほんとにインターネットはなにがあるかわからないからおもしろい。我が子も絶賛ハマり中だ。

ただ、同時にこんな声も散見する。

  • なぜこんなヒットしたのかわかんない
  • なにもおもしろくない

などなど。そこで、ぼくなりになぜピコ太郎さんのPPAPがこんなにヒットしたのかをマーケッター的に分析してみた。ちなみにジャスティン・ビーバーにシェアされたからとか、ピコ太郎さんがどう考えたかは含まない。

まだ聴いたことない人は聴いてみて。

ピコ太郎のペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)が爆発的ヒットをした3つの要素

ここではPPAPがヒットした理由を3つにわけて考えてみる。ご自身がなにかコンテンツを作成するときの参考にされたし。

PPAPがヒットした理由① シンプルである

聴いてもらうとわかるけど、この曲にフレーズは3つしか出てこない。

  1. ペン
  2. パイナッポー
  3. アッポー

だ。いってしまえば歌詞はこれだけだ。いたってシンプル。飾り気もない。背景も白だ。登場人物はひとりだ。ダンスもすぐ真似できそうなものだ。変な編集も入っていない。ある種そこらのYouTuberよりも編集されてない。派手なのは服装だけ。

フレーズもパ行が圧倒的に多い

パ行は耳に残りやすい音だ。赤ちゃんもパ行ははやめに声に出すくらいだ。パ行かつ語呂がいいからやたら耳に残る。

しかも英語なんだけど、小学生でも理解できるものしか使っていない。というか英語と知らなくっても理解できる言葉だ。それを組み替えるだけで構成されているほどの歌詞。だからすぐにフレーズとしても覚えてしまう。

歌詞を覚える気がなくっても覚えてしまうのだ。さらに耳にりのいいパ行。我が子(1歳半)もこんな風に覚えたレベル。

  • アッポー=パッポー
  • ペン=ペゥ

子供でもすぐ覚えてしまうシンプルさってことだ。だから小さい子供〜大人まで幅広い層にウケるということ。

ものごとはシンプルであるほどいいのだ。

PPAPがヒットした理由② どこかで聴いたことある感じのメロディ

ぼくがPPAPを聴いたとき、どこかで聴いたことあるなあ…と感じた。他の記事をみてみると、アイドルの曲に似てる…とかいろいろあるけど、ぼくが似てるなと思った曲はこれだ。PSYのジェントルメン。サビの部分。

これを聴いた後にPPAPを聴いてみて欲しいんだけど、似てない?ちなみにこのPSYのジェントルメンは10億回くらい再生されてる

ペンパイナッポーアッポーペンとジェントルメンを混ぜたら…

やっぱり探したらあった。びっくりするくらい違和感がない。以下の動画を見てみて欲しい。

違和感ないでしょ?この「どこかで聴いたことあるメロディ」って割と要因として大きいはず。人間、香りで記憶が刻まれたりするくらい記憶って単純だから、このメロディだけでなんか気になる…ってなる人はいるだろう。

PPAPも少しダンスミュージック調なのも、ここにマッチするからだと感じる。音楽にはカノンコードなど、ヒットすると言われるコードがある。PPAPは偶然か必然かそのメソッドを活用してたんだろう。

パクリジナルの方程式にも当てはまる

これは意図してなくてもパクリジナルに当てはまる。パクリジナルの概念はこの記事を読んで欲しいんだけど、要はパクってベースを作り、オリジナルへ昇華させるってこと。まさに偶然だろうけど、この方程式に当てはまっている。

PPAPがヒットした理由③ アレンジしやすかった

①②につながるけど、①②ができてるってことは逆説的に、客観的にみても

  • パクリやすい
  • アレンジしやすい

ってことだ。シンプルだし、なにかに似てると思うってことは、それを素材にOEMもしやすいわけで。アレンジ曲や、remixがしやすい。ということは、いろんな人が真似して宣伝広告してくれるってことだ。

実際PPAPはメタル版やバラード版、インド版など様々なパターンがでて、再生されてる。それをみた人たちはこう思うだろう。「元ネタはなんだ?」と。で、検索して、ピコ太郎さんにいきつく。この連鎖。そしてデスノートなどの流行りの映画とのコラボも生まれる。

で、それをネタとして動画を作りたいYouTuberなどのクリエイターがまた広告塔になってくれる。実際はじめしゃちょーもやってたくらい。

理由はシンプル。アレンジしやすいからだ

ピコ太郎さんのペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)はヒットするべくした

こういう要素があったからこそのシェアが起きて、この曲は然るべくしてジャスティン・ビーバーなどのビッグインフルエンサーに届いた。そして、爆発した。

さらにいえば、ツッコミどころがあったのも大きい。どう見てもシュールだもの。絵面がね。それもシェア拡散がおきた大きな理由だ。これはブロガーさんにも通ずる部分がある。

あとは個人的には純粋にたのしそうなのがいいなと感じる。売れるかどうかにこだわらずに、ただやりたいからやってるんだなーというのも、なんとなく表情から感じる。そういう純粋さも、人の心を動かしてるのかも。

個人的にピコ太郎さんの創作スタイルは学ぶ部分が多いので、この記事を書いてみた。どうぞ参考に。